(税理士試験)退職給付引当金を解答するかスルーするかの判断基準(財務諸表論)

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慧すけ(秋山慧介)

2017年9月より、生き地獄といわれる税理士試験に挑戦する管理人慧すけが、日々の思いを赤裸々に綴っております。 姫路の秋山税理士事務所(相続専門)に所属。資格の大原(神戸校)に通学中です。 現在160記事を投稿中!

 

退職給付引当金の問題って、得意な人と苦手な人にガッツリ二分されているイメージがあります。

ちなみに僕は退職給付引当金の問題は好きです!

テストで出題されると「ヤッタ!」という声を心で挙げつついつも後半に問題を解いているのですが・・・。

自分が得意と思っている論点ほど沼にハマった時のダメージが大きい

上記でも書いている様に、僕は退引の問題は初期の段階から好きで、自分の得意論点だと思っていました。

なので確認テストで退引の問題が出されると、そこの部分では絶対に点数を稼いでやろうという思いが強かったのです。

しかしそんな大き過ぎる自信は時に身を滅ぼします。

その問題が難解且つ時間が掛かる場合であっても、自分は退引が得意なんだという思いからどうしても他の簡単に解ける問題よりも、その時間を激しく消費する問題を解こうとしてしまうのです。

先輩受験生が以前こう仰っていました。

苦手分野を作らない・得意分野を作らない

苦手分野を無くして行くことは当然ですが、同時にその問題に固執してしまう程の得意分野も作ってはいけないなと最近は本当に思います。

 

退職給付引当金を解答する上での判断基準(財務諸表論)

得意分野を作ってしまわない為には、戦略的な撤退を行うラインを定めて徹底的に遵守することです。

先日、財務諸表論の先生が退職給付引当金を〝解答するかスルーするかの判断基準〟を解説されていたので、

僕も今後はこの方法を用いて冷静に退職給付引当金の問題と接して行きたいと思います。

 所要時間販管費が一括税効果
簡便法 ・退職給付引当金のみ算定

退職給付費用は捨てる

 ・基本は後回しで解く

・他の固定項目で難しいモノが出た場合は税効果は捨てる

原則法
勤務費用が不明

 

では、上記の表を元に具体的な説明をしていきます。

1 販管費が一括計上か個別計上かを見分ける

・試験開始前の段階、答案用紙を確認できる時間に販管費の欄を確認する

・販管費の数字を個別で埋めていく場合は、退職給付費用の額も計算して点数を取って行く

・販管費が一括計上の場合は、退職給付費用は捨て退職給付引当金のみの解答に力を注ぐ

 

 

2 出題形式が簡便法か原則法かを確認する

・退引の出題形式を確認し、試験中のどのタイミングで解答するかを見分ける。

簡便法で出題された場合は、退職給付引当金は回答欄に写すだけなので即座に解答する

原則法の場合は解くのに時間が掛かるので試験の後半以降に取り掛かるなどの対策を最初の段階で立てる

 

3 税効果が絡む場合は、他の固定項目が難解かどうかを判別する

・税効果が関連する場合は、「繰延税金資産の固定項目」、「法調」、「注記」が絡んでくる

・この場合は配点が振られる箇所が増えて来るので、稼ぎポイントとなる

・だけど、退職給付引当金の問題は時間が掛かる場合が多いので、「退引+税効果」の場合は基本的に解答は後回しで解く

ここで1つ注意点、他の税効果(固定項目)で難易度が高いモノがある場合は、退引の税効果を求めても無駄になるので税効果は解かない

 

4 実際の解答の流れ

簡便法の場合は即座に期末の退職給付引当金の数字を取りに行く

原則法の場合であったら

①販管費が個別計上か一括計上かを確認

②他の税効果で難しいモノが無く、退職給付引当金のみ解答すれば点数に繋がるならば取りに行く

③しかし解答は後回し(最初に解答すると時間がかかり過ぎる可能性があるので)

 

まとめ

慧すけ

ここまでキチンと特定の論点について記事を作成するのは初めてかもしれません。

僕自身まだまだ税理士受験1年目の0科目保持者なので、具体的な勉強方法を記事として書くのに抵抗があったというのが本当のところです。

ですが僕自身が確立した勉強方法ではなく、先生や先輩受験生の方から教わった勉強方法をシェアするのであれば、僕自身のより深い理解にも繋がりますし沢山の人の役に立つ記事にもなると気づいたので、これからは少しづつ具体的な論点ごとの勉強方法なども書いていければと思います。

僕自身が良いと思った解き方や、オススメしたいノウハウは2年目以降にバンバン出して行きたいですね。