(税理士試験)試験委員の入れ替わり! それによる本試験への影響は?
税理士試験では、毎年各科目の問題を作成する試験委員が公表されるって皆さん知っていましたか?
初学者の僕はそんな慣例があるとは露知らず、知人や大原の先生が教えてくれた情報により初めて知ったのですが、
「ぶっちゃけだから何?」
「試験委員が変わったからって俺に何か関係があるの?」
という感じで最初は話を聞いていましたが、どうやらこの〝試験委員の変更〟は僕たち受験生にも大きく関係する出来事だったようです。
平成30年度の税理士試験 試験委員が発表されました。
上記画像は資格の大原が2018年の1月16日に発表したデータになります。
去年のデータも探したのですが見つからず、今年のデータのみになってしまいました。
ですので詳細に去年と比べてどの試験委員の先生が変更したかは把握出来ていませんが、間違いない言えることは、赤い星が付いている方(今回が新任試験委員)は去年の試験委員の方からの変更となった先生だと言えることです。
実は試験委員の名前自体は公表されるんですが、担当科目は公表されていません。
なので上記の表はあくまでも資格の大原の推測の元に作成されています。
まぁ、間違いなく当たってるらしいですが・・・。
・固定資産税、事業税は総務省自治税務局 ・国税徴収法、酒税は国税庁の職員の方が試験委員を担当されています
・簿記論、財務諸表論は大学の学者さんと公認会計士の先生が作成
試験委員が変わると試験内容はどう変わるの?
それにしても今回は結構試験委員の方が変わっているのではないでしょうか?
例年を知らないので正確なことは言えませんが、新任の試験委員の方が上の表で多数見受けられますよね。
消費税法なんて前任が2人とも替わり、後任の試験委員の方は2人とも新任となっています。
これは次回の消費税法の試験問題は今までとガラッと内容や形式が変わった問題に変貌を遂げることを意味しているのでしょうか?
これはあくまでもウワサ・推測での話ですが、新任の試験委員は前任の試験委員の推薦が強く影響するそうです。
そして新任の試験委員の方は、比較的前任者の問題作成形態を踏襲する形で試験問題を作るとも言われています。
試験委員の変更を受けて僕達が対策すること
今回は多くの試験委員の方が新任の方に変わり、次回の本試験内容においてもしかしたら波乱が起きるかもしれません。
そんな上記の変更を受けて、僕たち受験生が前もって取っておくべき施策とは何か!
・・・これはあまり無いかもしれません(^_^;)
言い方が少し悪かったですね、正確に言うと〝餅は餅屋に任せましょうということです〟
資格学校の先生方は、変更があった試験委員の方の授業のレジュメや出版物などを研究することで、その方が得意とされている箇所や力を入れている分野を検証し、次回の本試験に向けての模擬試験の作成・授業での伝達を行うらしいです。
そんな大変な作業、とてもじゃないですが一受験生が行えることではありません。
なので僕たちに出来ることは、
〝自分が通っている学校の講師の方達を信じて今まで通り目の前の勉強を頑張る〟
これに尽きると思います!
まとめ
やはり税理士試験を受ける人は、専門学校に通った(WEB等も含めて)方がいいですね! 今回の記事を書いていて今まで以上に強くそう思いました。 試験委員変更による担当者のリサーチや、税制改正による学習範囲のリカバーなど、やはり一受験生だけの力では絶対に無理があるでしょう。 本試験に直結する情報の分析はプロの先生方に任せ、僕たち受験生は日々の勉強を頑張って行きましょう!慧すけ