どうしても理論が頭に入ってこない時は、一度理論と距離を置こう
理論というやつは不思議です。
200文字300文字ほどの文章が特に気合を入れなくてもスルスルと頭の中に入ってきて、短時間で暗記ができる時もあれば、
たった50文字・ワンフレーズの言葉が1時間近く掛けても中々頭に入ってこない時もあります。
計算ではこのような事はありません。
どんなに疲れていても・どんなに新規論点の内容が難解だったとしても、解答やテキストを見ながら順を追って学習していけば、大体の解答パターンや問題を解くための考え方が身に付きます。
計算問題に関しては、ある時はメチャクチャ計算パターンが頭に入ってきて、ある時は全く頭に入ってこないというような落差は無いのです。
しかし理論では、日々の学習を送る際にこの落差が定期的に起こります。
今回はこのどうしても理論が頭に入ってこない時の理由と、自分が思うその対応策を考えてみたので書いていきたいと思います。
なぜ時間をかけても理論が頭に入ってこない時があるのか
結論から書いてしまいましょう。
時間をかけても理論が頭に入ってこない時、それはまさに脳が疲れている時です。
〝仰々しく書くまでもなくそんなの当たり前のことじゃん〟と思った人もいるかと思いますが、日々限られた時間の中で膨大な量の学習・復習をしていれば、とにかく勉強しなくちゃという思いが先行し、多少身体や頭が疲れていても無理矢理暗記を敢行してしまいます。
ですがやはりそんな時僕は理論が頭に入ってはきません。
電卓を叩いての計算でしたら多少は身体と頭が疲れていても、そのままの状態で問題を解いていると勝手に身体が解答パターンを掴んでくる時も少なく無いのですが、理論の暗記は無理ですね。
頭が疲れていたらどれだけテキスト、要点チェックノートとにらめっこしても全く暗記に結びつきません。
一度休憩を挟んで軽く食事やストレッチをした後、
15分程机にもたれ掛かって瞳を閉じて頭を休めます。
そうすると全く頭に入ってこなかったフレーズが嘘みたいに入ってくることが多いです。
まとめ
今回の記事は内容だけ見ると誰でも理解している至極当たり前のことだと思います。 しかし、どうしても限られた時間でしか勉強が出来ない時は休憩を忘れて暗記を敢行してしまいがちです。 ですが逆に時間が無い時こそ休憩を上手に挟んで理論の暗記に向き合った方が、学習効率は何倍も跳ね上がります。慧すけ