税理士試験の概要を知ろう

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慧すけ(秋山慧介)

2017年9月より、生き地獄といわれる税理士試験に挑戦する管理人慧すけが、日々の思いを赤裸々に綴っております。 姫路の秋山税理士事務所(相続専門)に所属。2019年4月より大阪産業大学大学院(梅田サテライト)へ進学。 現在164記事を投稿中!

何事も戦いを始める前には相手の情報を知っておくことは必須条件です。

税理士を目指そうと思い必死で勉強をしてきたのに、いざ願書の提出の段階で〝実は受験資格を満たしていなかった〟なんてことになったら笑い事では済みませんからね。

その為にこのページで掲載している税理士試験の概要については、事前にしっかりと確認しておきましょう!

 

税理士試験の概要

受験資格

学識

・大学、短大又は高等専門学校を卒業した者で、法律学又は経済学に属する科目を1科目以上履修した者

大学3年次以上の学生で法律学又は経済学に属する科目を含め62単位以上を取得した者

・専修学校の専門課程
(修業年限が2年以上かつ課程の修了に必要な総授業時数が1,700時間以上に限る。)
を修了した者等で、これらの専修学校等において法律学又は経済学に属する科目を1科目以上履修した者

・司法試験に合格した者

・公認会計士試験短答式試験合格者(平成18年度以降の合格者に限る。)

・公認会計士試験短答式試験全科目免除者

資格

・日本商工会議所主催簿記検定試験1級合格者

・全国経理教育協会主催簿記能力検定試験上級合格者

・会計士補

・会計士補となる資格を有する者

職歴

下記の事務又は業務に通算2年以上従事した者

・弁理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士・不動産鑑定士等の業務

・法人又は事業を営む個人の会計に関する事務

・税理士・弁護士・公認会計士等の業務の補助の事務

・税務官公署における事務又はその他の官公署における国税若しくは地方税に関する事務

・行政機関における会計検査等に関する事務

・銀行等における貸付け等に関する事務

認定

・国税審議会より受験資格に関して個別認定を受けた者 

 

年齢制限

税理士試験受験に際しては、年齢の上限・下限はありません。
なので受験資格の1つである簿記1級さえ取得出来れば、
極端な話、中・高生でも受験が可能です。

 

試験スケジュール

税理士試験の年間スケジュールは、

・最初にその年の4月上旬に試験実施の官報公告が行われます。

・次に5月上旬・中旬に受験申込の受付が開始

・その後10日程で申し込み期間締め切り

・試験実施日は、例年8月上旬
各国税局・国税事務所の所在地等で行われます。

・その後合格発表まで4か月の間があり、
12月半ばに合格者の発表が行われます

 

試験科目

会計学に属する科目

・(簿記論・財務諸表論)の2科目(必修)

税法に属する科目

・(所得税法・法人税法)のいずれか1科目は必ず選択

・(所得税法・法人税法・相続税法、消費税法、酒税法、国税徴収法、住民税、事業税、固定資産税)のうち2科目を受験者が任意で選択

 

受験料

受験料は、受験申込科目数に応じ、以下になります。

■受験申込科目数
1科目のみ受験の場合
受験料 3,500 円

2科目受験の場合
受験料 4,500 円

3科目受験の場合
受験料 5,500 円

4科目受験の場合
受験料 6,500 円

5科目受験の場合
受験料 7,500 円

 

合格基準

・5科目を揃える
④の試験基準にかいているように、会計学の必須2科目・税法の必須選択1科目と選択2科目を揃えることが合格の条件です。

税理士試験は科目合格制をとっており、その年に合格をした科目は生涯有効です。

受験者は一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつでも・複数同時でも自分のペースで受験し、最終的に5科目を揃えれることが出来れば合格となります。

 

・税理士試験免除制度を使用する

税理士試験には、免除制度が設けられています。
主な制度は以下のとおりです。

学位による免除

修士又は博士の学位を授与された者は、試験の一部が免除されます。

国税従事者における免除

10年又は15年以上税務署に勤務した国税従事者は、税法に属する科目が免除されます。

23年又は28年以上税務署に勤務し、指定研修を修了した国税従事者は、会計学に属する科目が免除されます。

 

合格率

合格は各科目ごとに60点以上となっていますが、例年受験者の1020%が合格していることから、実質的に税理士試験は競争試験となっています。

 

合格までの年数

税理士試験は、合格するまで長丁場な戦いを強いられる試験として有名であり、スムーズに行っても4~5年平均で7~8年以上もの受験年数がかかります。

 

まとめ

慧すけ
税理士試験の概要をざっと書いてみました。
やはりまず注目するべきところは、①受験資格ですね。

この条件を満たしている人はこのまま準備を進めて行き、満たしていない人は直ぐに(一旦税理士試験の事を忘れて)受験資格要件を達成する為の勉強を始めましょう。