親が直属の上司ってぶっちゃけどうなの?(メリット・デメリットを紹介)

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慧すけ(秋山慧介)

2017年9月より、生き地獄といわれる税理士試験に挑戦する管理人慧すけが、日々の思いを赤裸々に綴っております。 姫路の秋山税理士事務所(相続専門)に所属。2019年4月より大阪産業大学大学院(梅田サテライト)へ進学。 現在164記事を投稿中!

 

僕は現在、父親が代表を務める秋山税理士事務所の従業員として日々父の下で仕事をしながら受験勉強を進めています。

このことはブログで書いているだけではなく、友人・知人にも話しているので基本的に周知の事実となっています。

そんな中でよく友人や受験仲間の人たちに聞かれる質問に

親が上司ってぶっちゃけどうなの?楽なの?しんどいの?

というモノが多く、その都度頭を悩ませて自分なりの答えを返しているのですが、今日は思い切って、僕が思う親が上司である場合のメリットデメリットを文字に起こして整理していこうと思います。

親が上司である場合のメリット

まずは現状での僕が思う、親が上司である場合のメリットを考えてみましょう。

 

メリット① 経験・知識・仕事ノウハウの継承

よっぽど自分の子供がアレな感じでなければ、親は基本的に自分の子に自らが大きくした会社を継いで貰いたいと思う筈ですよね。

自分の知識やノウハウは、いつ退職するか分からない人よりも、まさに自分の跡継ぎともいえる自分が育てて来た子供に継承させたいと思うのが人情ではないでしょうか?(僕自身親になったことが無いので親の気持ちはまだよく分かりませんが)

実際に僕は、事務所設立当初は税理士になるつもりは全くありませんでしたが、父から「あなたに継いで貰うのが一番俺もやる気が出るから、税理士の資格に挑戦してみたら?」と良く言われていました。

現在は仕事についての知識やノウハウよりも受験勉強のインプットを優先しているので、それほどガッツリ教育を受けてはいませんが、試験合格後は父の知識とノウハウを叩き込んで貰う予定です。

代表直々に教育をして貰えるというのは、親が直属の上司であることの大きなメリットだと思います。

 

メリット② 体調不良や受験勉強の際に融通を利かせて貰える

やはり親子2人だけで働くということは、一般的な職場とは様相が違う部分もあります。

一般の事務所に勤めていたら、余程所長が税理士受験に理解があったとしても就業時間内に勉強をするなんてことは言語道断ですよね。

よくて残業の免除くらいが受験勉強に対する譲歩の限界なのではないでしょうか?

ですが親が所長の場合、基本的には仕事優先なのは一般的な事務所と同じですが、仕事が早く終わった時などは堂々と仕事場で勉強をすることが出来ます。

軽い風邪や悪寒がするときなども、仕事が終われば就業中だろうと病院にも気軽に行けるので、こういうフレキシブルな働き方が出来るというのもメリットの一つです。

 

メリット③ 疑問点があれば四六時中質問が出来る

〝従業員数名と所長一人〟という一般的な小規模事務所で働いている場合は、所長との距離も必然的に近くなりますよね。

所長と良好な関係を築けていれば、就業中にはざっくばらんな会話も可能でしょう。

ですが終業後に残りの仕事をしている時、どうしても所長の確認を取りたい疑問点が出てきたらどうしますか?

終業後直ぐならば所長の携帯に連絡を取って確認が出来るかもしれません。

ですがそれが夜の21時だったら?

それが日付を跨いだ2時半だったらどうしますか?

まず気後れして連絡なんて取れませんよね。

ですが親が所長の場合はそれが可能です(多用していれば怒られますが)

実際に6日前の3月14日(超繁忙期)には夜の3時に父親の携帯に電話を掛けて分からない部分に応対して貰いました。

ちょうどこのツイートをした数時間後ですね(^_^;)

このようにあまり褒められたことではありませんが、緊急を要する疑問点や変更点の連絡等は、親子だからこそ許される連絡手段によって乗り切れることが多いですね。

この〝気後れすることなく最上位の意思決定権者に連絡を取れること〟これもメリットの1つだと思います。

 

親が上司である場合のデメリット

もちろん親が上司であることはメリットだけではありません。

何事にも光があるところには影があります。

次は親が上司である場合のデメリットを考えてみましょう。

 

デメリット① 成人後も自分自身の生殺与奪権を親に握られている

一般的には大学を出て就職をした後は自分の人生の舵は自分で切って行きますよね。

自分の人生の舵を切る、その為に必要なのはお金です。

そのお金を親から頂く場合、精神的にどのようなことが起こると思いますか?

キチンと労働の対価として頂いているお金なのに、何故か親から高額なお小遣いを貰っている感覚から抜け出せず、いつまでも親の庇護の元にいる感覚に陥ります。

別に会社から労働の対価にお給料を貰うのも、親から労働の対価にお金を貰うのも一緒といえば一緒なのですが、感覚的な問題でしょうか、どうしても親の元から独り立ちして自分の人生の舵を切っているという感覚はあまり無いですね。

 

デメリット② 実家暮らしの場合だと四六時中親と一緒

僕の場合は一人暮らし+仕事部屋も別なので、そんなに四六時中上司(親)と一緒ということはありません。

しかしこれが、

・仕事は同じ空間で行い

・実家ぐらしなので帰宅後も一緒

・出所、退所も一緒の車でともなると、

本当に上司と四六時中一緒という状況になるので結構シンドイと思います(お互いに)

 

デメリット③ 今まで文句が言えていた場面でも、グッと飲み込むことが増える

あと、いままでなら気軽に親に頼めていたことも頼みづらくなりますね。

逆に親からの頼みは勿論断りづらくもなります。

親とはいえ基本的に上司ですからね、上司を顎では使えませんし、逆に上司からの頼まれごともこれまで以上に無碍には出来ません。

これまでは横の繋がりだった親子関係が、完全な上下関係に変貌します。

 

結局親が直属の上司ってぶっちゃけどうなの?

ここまでメリット・デメリットの両面を絡めながら語ってきましたが。

メリットもあることは分かったし、デメリットがあることも理解出来た。

じゃあその上で結局、〝親が上司であることは良いことなの?悪いことなの?どっち?

と聞かれるとこう答えるしかありません。

それは人によりますと。

親子関係が良好ならば、一子相伝的に全ての知識やノウハウを手取り足取り教えて貰えますし、繁忙期以外の時には受験勉強などに対して前向きに応援して貰えるなどの多くのメリットを享受できるでしょう。

しかし親子関係が悪い場合、又は働いていく間に悪化してしまった場合は、メリットの項目で挙げたような+は一切なく、デメリットで挙げた項目に輪を掛けた只々居心地の悪い職場になってしまうでしょう。

さらにそんな状態で実家も一緒だったらと思うと中々ヘビーですよね。

なので今日の記事の結論としては〝親が直属の上司であることは〟

親子関係が良好な場合はメリットの方が大きいし

親子関係が不仲の場合はデメリットの方が大きい

と言えますね。

 

まとめ

慧すけ

正直なところ僕は父の下で働けて、父の働きぶりを間近で見られる環境にいれて良かったなと思います。

こんな機会がなければ、僕は父とは全然話しをしないまま人生を終えていたでしょうから(昔から父は忙しくて家に殆どいなかった)

今は、相続に関することならどんな質問でも即答出来る、沢山の人から慕われている父を心から尊敬しているので、〝親が直属の上司〟であることに対するストレスはありません(たまに衝突はしますが(^_^;)

なので僕ももし自分の子供が出来た場合には、必ず自分の働いている姿を間近で子供に見せたいと思います。

男にとって目の前で一生懸命働いている父親の姿は間違いなく尊敬の対象となると思うので、いま小さなお子さんをお持ちの税理士の先生方にも是非自分の子供にご自身の働いている姿を見せてあげて欲しいと思います。

尊敬されること間違いなしですよ!