受験生が麺類を食べる時に気を付けるべきポイントは〇〇値
どうも! 麺類大好き人間の慧すけです。
受験生の皆さんにとっても昼食時に馴染み深いうどんやお蕎麦・ラーメン・パスタ。
炭水化物というカテゴリーで括られているこの似たような食べ物達にはある大きな違いがあるのをご存知でしたか?
今日は、うどんや蕎麦などの麺類のそれぞれの違いや昼食時には何を食べるのがベストなのかなどの解説をしていきたいと思います。
同じ麺類でも血糖値の上り方は全く違う
受験勉強と血糖値の関係性
気を付けるべきは食べ物の中に含まれるG.I値
上記の説明では血糖値上昇のトリガーを〝炭水化物〟と一纏めにしましたが、実はこの炭水化物の中でも血糖値が上がり易いモノと上がりにくいモノが存在するのです。
その血糖値の上昇度合いを表した数値をG.I(グリセミック・インデックス)値といいます。
この数値はぶどう糖を摂った後の血糖値上昇率を100として各食品毎に設けられているのです。
ひとくちに糖質や炭水化物といっても、すぐにエネルギーに変換される甘いものはGI値が高く、水溶性の食物繊維の多い食品はゆるやかに吸収されるためGI値が低い、つまり急激な血糖値変化を起こしにくいのです。
勉強中のNG麺とオススメ麺
ここまでの文章を読んできて、勘の良い方ならもうお気付きでしょう。
そう、一括りに麺類といっても各麺ごとに血糖値の上昇度を表すG.I値の度合いは全く違うのです。
なのでここからは、普段僕たちがよく口にする機会の多い麺類のG.I値と、その麺は勉強前・勉強中に食べてもOKな麺なのか、NGな麺なのかを発表して行きたいと思います。
NG麺類
・ビーフン(88)
白米から作られるビーフンは、高GI食品です。春雨に似ているので低糖質・低G.Iでヘルシー食品と思われている方も多いと思いますが、うどん同様に徹底的に避けて行きましょう。
・うどん(85)
実はうどんは高GI食品です。ツルっとした食感や一切胃にもたれない軽い食後感から健康的な食べ物に思いがちですが、全食品の中でもかなりG.I値が高い食品、それがうどんです。
うどんと名のつくものは血糖値上昇の観点から考えれば勉強中は沢山摂取することは避けるようにしましょう。
・そうめん(80)
小麦粉を原材料としているため、高GI食品です。カロリーだけでみるとうどんよりも高いというデータもあります……。
・ラーメン(60~70)
中華麺はGI65程度うどんや素麺よりもG.I値は低いですが、それでも高G.I値に分類されます。
出来れば勉強中には避けた方が良いかもしれませんね。
OK麺類
パスタ(65)
通常スーパーなどでよく見かける黄色い色をしたパスタのG.I値は、上記の中華めんとあまり変わりはありません。
しかし麺の色が茶色い全粒粉パスタあれば、GI値が50程度と血糖値が上がりにくいため、勉強中に食べるパスタは全粒粉のパスタをオススメします。。
蕎麦(54)
蕎麦は低GI食品です。 麺類を食べるのであれば積極的に蕎麦を選びましょう。
ただし、ひとつ注意したいことが、市販の乾麺の蕎麦や、立ち食い蕎麦などといった安価な蕎麦にはつなぎとして小麦粉が多く含まれています。
物によっては蕎麦粉よりも多く含まれているなんてこともざらにあるのです。
ダイエットのために蕎麦を食べる際は、ちゃんとしたお蕎麦屋さんの二・八や十割の香り高い蕎麦を選びましょう。
春雨(32)
春雨も低GI食品です。 水分を含んで大きくなるので、少量で満腹感も得られるでしょう。
春雨は焼いて、煮て、サラダでも食べられる優秀な食品なので、是非勉強中の食事のお供には春雨を選択してみてもいいのではないでしょうか?
まとめ
麺類の中で昼食時に食べるなら、うどんやラーメンよりもG.I値が低く血糖値の上昇が緩やかなお蕎麦がオススメと上記で書いていますが、難点としてはキチンとしたそば粉メインのお蕎麦は価格が高いということでしょうか。 うどんやラーメンをお腹一杯食べても午後の勉強に何の差し支えも無いという人は、この記事に書かれていることは気にする必要はありませんが、大好きな麺類を食べた後は勉強中に眠気に襲われるという方は、是非お蕎麦屋や春雨を昼食のメインに据えてみては如何でしょうか?慧すけ
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