些細な行動が自分の評価を大きく上げることがある

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慧すけ(秋山慧介)

2017年9月より、生き地獄といわれる税理士試験に挑戦する管理人慧すけが、日々の思いを赤裸々に綴っております。 姫路の秋山税理士事務所(相続専門)に所属。2019年4月より大阪産業大学大学院(梅田サテライト)へ進学。 現在164記事を投稿中!

 

皆さんは豊臣秀吉のあの有名な逸話をご存知ですか?

そうあの〝草履の話〟です

故郷の尾張に戻ったのが恐らく18歳か20歳頃。この頃には既に木下藤吉郎の名前を使っていたようです。織田信長公に馬番として取り立てられますが、ある晩、例の草履取り事件が起きます。

その晩信長が夜遅く外出する様子がありました。草履を用意しなければなりませんが、仮眠していた草履取りの係を起こそうとすると「今のような時間に殿様が出かける訳ないじゃないか」といって寝てしまいます。そこでやむを得ず藤吉郎が行って、信長の草履を出して来ますが、冬の寒い夜。草履は冷えています。こんな冷たい草履を殿様に履いてもらうのは申し訳ない。

若き藤吉郎は純粋な気持ちでそう思ったのでしょう。草履を懐に入れて暖め、いよいよ殿様がやってくる様子を聞いてから取り出して揃えて置きました。

信長は藤吉郎を見るとめざとく「猿よ、お前、いつからわしの草履取りになったのだ」と聞きます。下々の者の役目をしっかり把握していた信長は大したものです。

藤吉郎は本来の草履取り係がお咎めを受けないよう、うまく取り繕うのですが、草履に足を入れた信長の顔はたちまち曇りました。

「これ、猿。きさま、わしの草履に腰を降ろしておったであろう?草履が暖かいぞ」といいます。

すると藤吉郎はそういう展開は考えていなかったためびっくりして「とんでもありません。寒いのに冷たい草履ではと思い、私が懐に入れて暖めておいたものです」といい、服の懐を開けて、草履の土がまだ付いているところをお見せしました。すると信長はそれを一瞥しただけで、他何も言わず出発しました。

しかし翌日、藤吉郎を草履取りに任命する旨、お沙汰がありました。

人物-日本戦国 より引用

 

この秀吉にとっては

・ちょっとした気遣い
・主君への思いやりでとった行動が

それ以降の信長からの信頼を得ることになったのです。

 

何気ない行いが人を感動させることもある

話を現代の秋山税理士事務所に戻しましょう。

少し前に僕は父の付き添いで日頃お世話になっている、税理士のG先生の事務所を訪問していました。

G先生の事務所にはG先生1人とスタッフの方達10名程が所属しており、もう既にスタッフの皆さんとも当然G先生とも顔馴染みの仲なので、僕の父(秋山税理士事務所の代表税理士)も今日は名刺を補充して行かなくても大丈夫だろうと油断されていたのでしょう
(父は日頃しっかりされているので、珍しいミスです

自分の名刺の残り枚数がほぼ無い状態で、その日はG先生の事務所を訪問していました。

しかし運の悪いことに、その日G先生の事務所にはたまたま挨拶に訪れていたG先生の知り合いの士業の方が複数いらっしゃったのです。

当然その場で名刺交換の運びになるのですが、父の手元にはもう名刺はありません。

父が申し訳なさそうに先方の方に謝ろうとした時、

僕は父の肩を軽くノックし父の名刺を足りない枚数分手渡しました。

父は、なんで慧介が私の名刺を持っているの?という顔をされたので、すかさず僕は、

「こんな日が来ることもあるかもしれないと思い、日頃から常に代表の名刺は余分に携帯しています」

と言ったのです。

その瞬間G先生の事務所内のスタッフさん達が〝さすが!〟〝頼りになるなぁ!〟と口々に賛辞の言葉を送ってくれたのです。

(これを読まれている方は、もしもの時のために直属の上司の名刺を複数枚持っているなんて当然だろ!と思う方もいらっしゃるでしょう。僕もまさか自分の些細な行動がこんなにも周囲の人に褒められるなんて1mmも思っていませんでした)

 

帰りの車内にて

そしてG先生の事務所での用事が終わり事務所を後にした車中で父はこんな話をしてくれました。

もし俺がまだ税務職員で慧介が部下だったとして、今日の行動をとってくれていたら間違いなく内部査定で良い評価をつけるな。

 

慧すけ
あんなことで?

 

いや仕事はみんな当然頑張るやろ?

もちろんその中でも出来不出来はあるけど、基本みんな優秀やし、誰を上にあげるかを考えるのは難しい。

 

そういう時に大事になってくるのが、今日みたいな気が利いたり、アクシデントを想定して事前に準備をしていたり出来る人間で、そういう人間を評価するのは当然の事やろ?

 

慧すけ
は~~。なるほど!

 

まとめ

慧すけ
今回は、自分が他者に対して良かれと思った行動が結果的に評価されたパターンを紹介しました。

しかし、先日電車内で50~60代位の女性の方が重そうな荷物を抱えながら立たれていたので、自分が座っている席を譲ろうと声をかけたら、結構冷たい感じで拒絶されました。

〝私はそんな歳じゃない〟ということだったのかもしれませんが、この時の僕の行動はその方にとっては失礼な行動だったのかもしれません。

結果マイナスに働いてしまいました。

〝善行〟とは難しいものです。