本当に苦しんでいる人には〝気軽に〟手を差し伸べるべきではない

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慧すけ(秋山慧介)

2017年9月より、生き地獄といわれる税理士試験に挑戦する管理人慧すけが、日々の思いを赤裸々に綴っております。 姫路の秋山税理士事務所(相続専門)に所属。2019年4月より大阪産業大学大学院(梅田サテライト)へ進学。 現在164記事を投稿中!

 

僕はプロフィールページに書いてあるように

幼少期~20代後半で症状が完治するまで、アトピー性皮膚炎を患っていました。

8歳と16歳の時にアトピーが劇悪化し入退院を行い、20歳からは小さな頃から塗っていた薬も効かなった結果、民間療法である〝脱ステロイド〟にその危険性を理解しないまま手を出してしまいました。

その結果今まで薬で抑えていた症状が一気に爆発し、そこからアトピーが完治するまではほとんど自宅の自分の部屋を出ない、いわゆる引きこもり生活をしていました。
(その間の重要な局面(大学卒業、就職活動)ではステロイドを再び塗りたくり何とか日常生活を乗り切っていました)

26歳で治療のために渡米した後は、良くなった状態を維持するために引きこもっていたので、自宅で仕事も行っていましたし、精神的にも苦しみはありませんでした。
(将来的な不安は常にありましたが)

しかし20歳から26歳までの期間はもう本当にアトピーを治すことと、いっそ楽になることしか頭には無く、ひたすらインターネットや書籍を見てアトピーがどうすれば良くなるかを模索している日々でした。

そんな情報を掻き集める生活を送る中で、本当に様々な〝いい加減な情報・いい加減な善意のアドバイス〟を目にし耳にしてきました。

科学的に何の根拠もないのに
・たまたま自分がヨーグルトを食べてアトピーが治ったから試してみてだとか、
・温泉に通っていたら治ったとか
・アトピーは精神的な甘えから来るんだ!みたいなことまで書いているブログも目にしました。

上記のようなことを試して実際に治った人もいるのでしょう。そこは疑ってはいません。

ですが、その治る過程には何の科学的な根拠も書かれていないものが大半でした。

〝ヨーグルトを食べて腸の環境を良くしよう、アトピーは腸内環境を整えることで治る〟 なぜ?

〝思い切って脱ステロイドをしましょう!一時期は激しいリバウンドが来ますが、それを乗り越えれば肌は回復に向かいます〟 なぜ?

〝肌断食をしましょう!余分な保湿をしないことで自己分泌力を高め常に肌が乾燥している状態から脱出できます〟 なぜ?

ネットにはこんな何の根拠もない曖昧な情報が溢れ返っていますし、今考えれば明らかに意味不明でそんなので治るわけが無いだろうというものにさえ、本当に追い詰められている時はすがってしまいます。

僕は一時期沖縄で汲める特別な水を使って身体を洗うとアトピーが治るという意味不明な治療法を信じきり、その水を頼もうとして母と大喧嘩になったことを今でも鮮明に覚えています。

今考えるとそんな方法で治る訳ないやんと思いますが、やはり当時の僕もかなり追い詰められていたのでしょう。

様々な胡散臭い方法を試しては何も結果が出ずに、そのたびに絶望につき落とされる日々でした。

 

100%の善意に傷つくこともある

そんな日々と並行して耳にするのが〝100%の善意で送られるいい加減なアドバイス〟です。

僕のことを心配してくれる人達からのアドバイスは大体が上記のようなちょっとテレビで見た・ネットで見た・人から聞いたような上澄みの情報です。

「そんな事はもう既に知っているし試しもした、その結果今でも苦しんでんだよ!」

という気持ちが善意のアドバイスを貰うたびに心の中に沸き起こり、そんな嫌なことを思ってしまう自分のこともまた激しく嫌悪してしまうのです。

このようなことを経験した結果、僕が言えることは1つです。

 

〝本当に苦しんでいる人には軽い気持ちで手を差し伸べるべきではない〟

 

アトピーなどの身体的な病気でも、鬱などの精神的な病気でも、本当にその原因は十人十色です。

そして当然その人に適合する治療法も十人十色なのです。

たまたま自分が試して(科学的な根拠はわからないけど)簡単に治った!

などという曖昧なアドバイスは比較的病状が軽い人に対してのみしてあげましょう。

症状の重い本当に苦しんでいる人に手を差し伸べようと思うのなら〝軽い気持ち・浅い知識ではダメです〟

本当にその人を救いたいという気持ちで情報を日々かき集めるか、それが出来ないのなら感情面でその人を支えてあげましょう。

会って話せるのならたわいのない話をしてあげましょう。

相手が人と会いたくないと言う時は、手紙やメールでコミニケーションをとってあげれば下手なアドバイスを貰うよりも何倍も生きる支えとなります。

 

アドバイスを貰う方も頭では分かっているのです。

この人は100%僕のことを思って心配してアドバイスをしてくれているんだと。

 

しかし肉体的にも精神的にも追い詰められている時には、その善意によって傷つくこともあるのです。

 

この記事作成のキッカケ

この記事を書こうと思ったのは社会派ブロガーちきりんさんの〝武勇伝バイアスに気を付けよう〟という記事を読んだのがきっかけです。

この記事内でも誰もが気軽に発信できる〝出産武勇伝〟〝旅行トラブル武勇伝〟によってたくさんの人が苦しむ時があるという内容が書かれており、本当に賛同できる内容だったのでそのままの勢いでこの記事を書きました。

 

まとめ

慧すけ
ちきりんさんも書いていますが、〝武勇伝〟を気軽に語る人が

・こんなに簡単だった
・何も危険はなかったと言っても

それは万人には当て嵌まることではありませんし、人によってはその人が

「試してみて!」と気軽にいった方法によって命の危険にさらされる場合もあるでしょう。

現に僕も、曖昧で何の根拠もない脱ステロイドに無学で挑戦した結果、最悪な状況になってしまい、20代を闘病生活で消費してしまいました。

今はSNSの発展によって誰でも簡単に情報を拡散できる時代です。

身近な人へのアドバイスと同じくらい、ネット上に投稿する自分の言葉にも責任を持って発信をしていきましょう。

 

ー2017年11月19日(日)の勉強内容ー

・10時ー17時 財務諸表論の授業(7時間)

・18時ー21時 簿記論の勉強  (3時間)

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ー2017年9月9日からの総勉強時間ー

簿記論の総学習時間     合計208時間半

財務諸表論の総学習時間   合計161時間半